ハイレゾとは?−ハイレゾ対応イヤホンのすすめ
かなり時代の波に乗り遅れた感じがありますが、少し思うところがあったので「ハイレゾ対応イヤホンのすすめ」ということで、「ちょっと良いイヤホンを買おうかな」と思っている人向けにこれから私が思うハイレゾイヤホンについて書いていきたいと思います。
ハイレゾとは
ハイレゾリューション(高解像度)のことで、CDを超える情報量を持ちCDでは再現できない生のスタジオに近い音と、きめ細かい音、臨場感、空気感を再現できる。
らしい。
つまり、簡単に説明するとCD音源相当20Hz〜20kHz以上の周波数領域を再生できると「ハイレゾ」らしい。
※一般的なハイレゾ音源の情報量は「192kHz/24bit」、「96kHz/24bit」。CDの情報量は「44.1kHz/16bit」。CD音源のサンプリング周波数44.1kHzに対して20kHz以上が再生できる、つまり20kHz以上CD音源サンプリング周波数以下でもハイレゾ対応というのはちょっと疑問に思うところがないでもない。
サンプリング周波数の解釈が間違ってたらごめんなさい。コメントで指摘してください。
ハイレゾは本当にいいのか?
多分、この記事を読んでいる人は今のイヤホンでは満足できず、不満を感じちょっとお金を払って今より上のイヤホンの購入を検討している方かと思う。
(多分、既にオーディオ沼にハマっていらっしゃる方は、ハイレゾというものを十分に熟知し「ハイレゾとは?」と見出しに書いてあるような記事は読まず、ハイレゾというものを理解したうえで、ハイレゾに対応していないイヤホンを買われているかと思う。)
では、この記事を読んでいるあなたは、
「ハイレゾ対応イヤホンが欲しい」
のか、
「今よりもいい音で音楽を聴きたい。今よりも良いイヤホンが欲しい」
のか、どちらでしょうか?
それとも、「今より良いイヤホンを探していて、音質が良いと話題のハイレゾに興味を持った」これが一番正しいのでしょうか?
もし、「ハイレゾ対応イヤホンが欲しい」方がいたら、テキトーにELECOMのCH1000を買われて、この記事はブラウザバックしていただいて大丈夫だと思う。(商品に関しての不満は残念ながら受け付けれないので、自己責任でお願いします。)
ELECOM ハイレゾ対応 ステレオヘッドホン カナルタイプ 9.8mmドライバ CH1000 ゴールド EHP-CH1000GD
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2014/11/08
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ハイレゾの評価
一般的に世間の「ハイレゾ」に対する評価は凄く高い。が、専門家数名がハイレゾ音源とCD無圧縮音源をどちらか明示せずに聴き比べた場合、ハイレゾ音源と当てれる確立は半々、つまり素人が全く聞かずに勘で答えても確立は半々w
じゃあ、ハイレゾ対応イヤホンやハイレゾ対応ヘッドホンの評価が高いのは何故なのか?多分それは、私が思うに、普段一般人が購入しなかった価格帯であった1万円〜2万円代のイヤホンを上手く口車に乗せられて購入し、1,000円の安物イヤホンとの違いに感動しているだけだと思う。
以上から勘違いされている方も多いが、ハイレゾ対応イヤホンの音質が良い訳ではなく、ハイレゾに対応していなくても高いイヤホンは、今までとは世界が違う感動する音なのである。
身近なところでは映画館のスピーカーはハイレゾ対応ではないが、家で金曜ロードショーを見るのとは比べものにならない違いの感動がある。
もし、あなたがお金に余裕があったり、近くにヨドバシカメラやビックカメラやソフマップなどの家電量販店がある人は、お店に出向いて以下の機種を視聴して、聴きこんで比べて欲しい。
・SHURE SE215 SPE-A (価格コム最安値12,065円)
・ELECOM CH1000 (価格コム最安値5,110円)
※2本買っても2万円以下と非常にリーズナブル
「SHURE SE215 SPE-A」は再生周波数帯域21Hz〜17.5kHzとハイレゾには程遠く、若い人なら20kHzぐらいまでは聞こえると思うので、寧ろ高音域が全然再生できていない。
かたや、「ELECOM CH1000」は再生周波数帯域5Hz〜40kHzとバリバリのハイレゾ。それに安い。
2機種を聴いてもらうと、「ELECOM CH1000」は低音が凄く良く出て、「SHURE SE215 SPE-A」の方は全く出ず、CH1000の音の方が好きな人もいるかも知れないが、CH1000は全体的に音が篭っていて例えるなら座布団1枚挟んでいる感じ、SE215の方は繊細で音がクリアでピアノの音など凄く鮮やかなのではないだろうか?どちらの音がいい音かは一目瞭然である。
いい値段するイヤホンは、安物のハイレゾよりもいい音が出る。
ELECOM ハイレゾ対応 ステレオヘッドホン カナルタイプ 9.8mmドライバ CH1000 ゴールド EHP-CH1000GD
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2014/11/08
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る
【国内正規品】SHURE カナル型 高遮音性イヤホン SE215 Special Edition トランススルーセントブルー SE215SPE-A
- 出版社/メーカー: SHURE
- 発売日: 2012/11/28
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
まとめ
つまり、ハイレゾが好きな人・対応イヤホンが欲しい人は、安いハイレゾイヤホンもELECOMを筆頭に沢山出てきているので、それを買えばいいと思うし、
良いイヤホンが欲しい人は、「ハイレゾ」に縛られず、固定概念にとらわれず、メーカーの戦略にはまらないように、是非家電量販店で沢山イヤホンを視聴していただいて、聴き比べていただいて、決して安い買い物ではないので、後悔しないように財布とも相談してお気に入りのイヤホンを見つけて欲しい。
最後に
「ハイレゾ対応イヤホンのすすめ」と書いたものの、ある程度の音質を超えてしまうと、各社のチューニング、コンセプト、味付けなど音には個人の好みがあるため私からはイヤホンをオススメすることはできない。私もイヤホンは現在5本持っていて、どれも一長一短その日の気分によって持ち歩くイヤホンを選ぶような形である。ELECOM CH1000も悪くなく、愛用機種である。
でも、一応参考程度に機種を挙げるとすると、
・低音はいらない。ボーカル、高音の解像度がめっちゃくちゃ高いイヤホンが欲しい人は「BA型のイヤホン」
・低音さえあれば他は何もいらない「SONY MDR-XB90EX」
・遮音性が高く(ノイズキャンセリングのイヤホンはノイズが乗るから嫌いだけど、通勤電車で使いたい)、低音は弱いけど解像度は抜群。元祖SHURE掛け「SHURE SEシリーズ」
・低音も悪くないけど解像度も高い、けどちょっと値段が「SENNHEISER IE80」
・我こそがSONY信者「hear.in」、BA型「XBAシリーズ」
みたいな感じで視聴していただけると良いんじゃないでしょうか?
ごめんなさい。私が持ってる、印象に残っているのしかオススメできないですorz
挙げなかったけどオーテクもJVCもいいと思う。
まぁ、とにかく!!店に行って視聴しよう!!
ではでは、みなさん良いイヤホンライフを ノシ